鎌倉新書とObotAI 死亡・相続関連のチャットボットを共同開発

終活関連サービスを提供する鎌倉新書と、ObotAI(東京都渋谷区)は、地域住民からの死亡・相続関連の問い合わせにリアルタイムで回答する自治体向けチャットボット「おくやみ・終活チャットボット」を共同開発し、提供を開始した。2021年6月3日に発表した。自治体の遺族支援に特化したチャットボットの開発は、業界初の試みとなる。

「おくやみ・終活チャットボット」は、自治体ホームページの「手続き・窓口」関連ページに学習機能付きチャットボットを導入することで、24時間365日、住民が抱える死亡・相続関連の質問や課題への回答が可能になる。住民からの死亡・相続に関する問い合わせにリアルタイムに回答できるので、死亡・相続業務における自治体窓口の負担軽減にもつながる。

今後は利用者を通じて得た質問傾向や死亡・相続における課題を分析し、操作性の改善を重ねるほか、導入時に「内閣官房開発のおくやみコーナー設置自治体支援ナビ」の導入もサポートしていく考えだ。

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