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SEYMOUR INSTITUTE 労使協定にブロックチェーン技術導入実証

月刊事業構想 編集部(2021/1/8)

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SEYMOUR INSTITUTE(東京都渋谷区)は、労使間協定のデジタル化に取り組むプロジェクト「レイバーズ(Labors)」を開始すると2021年1月7日に発表した。静岡県伊豆大川温泉で旅館を運営する、いさり火(静岡県賀茂郡東伊豆町)と協力してビジネスモデル検証用プロダクト開発をスタートする。SEYMOUR INSTITUTEは、テクノロジーに関する産学連携活動を行うアカデミック シンクタンク。

レイバーズでは、変形労働時間制導入の制度設計と労働者代表選任投票をアプリケーション化し、就業規則と協定書/届を自動的に作成できるようにする。アプリの画面に従い、必要項目を選択、数字の設定を行うだけで、自動的に行政監督機関への届出書類が作成できる。このデータ、またはデータを元に計算された値(ハッシュ値)がブロックチェーンへ記録され、労使合意の正当性を担保する。

SEYMOUR INSTITUTEがいさり火と実施する今回のプロジェクトでは、変形労働時間制導入に伴うワークフローをデジタル化するための情報および、導入までの使用者と労働者のコミュニケーションと総合理解について、情報を共有し検証することを想定している。

労働時間を月単位や年単位で調整し清算する変形労働時間制は、繁閑に合わせて労働日や労働時間を設定できるという経営者にとってのメリットがある。一方で、労働者に不利にならないよう就業規則と労使間協定に明記することと、行政監督機関への届け出が必要となる。手続きの手間や理解不足から、中小零細規模の事業者では、変形労働時間制を導入している企業の割合が大企業よりも少ない。デジタル技術の活用により、法令を遵守しつつ、労使双方が納得できる職場環境を実現することを目指す。

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