芝山町、WILLER MaaS実用化を目指し包括連携協定を締結

2020年7月21日、千葉県芝山町とWILLER(大阪府大阪市、月刊事業構想2019年2月号参照)は、MaaSの実用化を目指し、包括連携協定を6月22日に締結したことを発表した。

成田空港に隣接している芝山町は、マイカー依存度が高いことによる成田空港までの交通渋滞と、住宅街から中心地への交通ネットワークが脆弱、という課題を抱える。そしてこの課題を解決するため、交通利便性を高める交通結節点の創出を目指している。今回の連携協定により、芝山町はWILLERの知見を活用し、サービスデザインや町内で実施する実証実験などに連携して取り組む。それを通じて、成田空港機能強化に合わせた交通の最適化や、マイカーに依存しない移動ネットワークを創出し、地域活性化を目指していく考えだ。

WILLERは、交通の効率化を図り、少子高齢化による利用者減や労働力不足などの課題を解決するため、自動運転やオンデマンド型シェアバスを開発している。2019年、国内ではMaaSアプリをリリースし、海外では自動運転やオンデマンド型シェアバスの交通サービスを商業化した。

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