細胞農業のインテグリカルチャー 8億円を資金調達

リアルテックホールディングス(東京都墨田区、以下リアルテックHD)らが管理運営するベンチャーキャピタルファンド「リアルテックファンド」(月刊事業構想2018年3月号参照)は、細胞農業スタートアップのインテグリカルチャー(東京都新宿区、関連記事)へ追加投資を実施した。2020年5月25日にリアルテックHDが発表した。インテグリカルチャーは、総額8億円をシリーズAラウンドで調達し、累計調達額は11億円になった。

インテグリカルチャーは、独自開発の低コスト細胞培養プラットフォーム技術「CulNet System」をコア技術とし、細胞農業事業を展開するベンチャー企業。今回の資金調達で、細胞培養上清液を独自原料化したコスメD2C事業、培養肉事業、「CulNet System」を企業向けに提供するプラットフォーム事業等の展開を加速させる考えだ。

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