河村電器産業 ヘッドスプリング 次世代インフラ事業で資本業務提携

2020年2月4日、河村電器産業(愛知県瀬戸市、月刊事業構想2018年12月号参照)は、パワーエレクトロニクス製品メーカーのヘッドスプリング(東京都品川区)の第三者割当増資を引き受け、次世代電力インフラ事業開発に向けた資本業務提携に合意したことを発表した。

創業以来、電気を供給する受配電機器の開発・製造を行なってきた河村電器産業と、パワーエレクトロニクスの先端技術開発を通じた、蓄電システム用電力変換器や電気自動車向け製品の開発を行っているヘッドスプリングが提携。河村電器は、今回の提携を通じてパワーエレクトロニクス技術を獲得する。自然エネルギーの活用が進む中で、社会に電力インフラ事業領域で貢献できるソリューションを創出することを目指している。

両者は当面、電気自動車や蓄電池に関連した、電力インフラソリューションの共同開発を推進していく考えだ。

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