サステナブル・ブランド国際会議 2018が東京で開幕

サステナブル・ブランド国際会議2018」が2018年3月1日から2日間の会期で、ヒルトン東京お台場で開幕した。同会議は、米サステナブル・ライフ・メディア社が2006年に創始し、世界12都市で展開、経営の根幹である「サステナビリティ(持続可能性)」の考えを基に、自社の競争力とブランド価値を高める事を開催目的としている。

   

日本の開催テーマは「Redefining Good Life(グッド・ライフの再定義)」。サントリーホールディングスの新浪剛史社長や、オムロンの立石文雄会長をはじめ、SB に賛同する多数の講演者が登壇。創始者であるコーアン・スカジニア氏(SLM 社)も登壇予定。3カ年サイクルで現代社会を「再定義」し、これからの事業活動をより強固に発展させる戦略を話し合う。

   

2日間を通して、国連で2015 年9月に採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」、注目が集まる「ESG 情報発信」や「インナー・ブランディング」、「マーケティング」、「働き方改革」など多彩なテーマを取り上げる予定である。また「Activation Hub」を開き、ショートプレゼンテーションやネットワーキングレセプションなど、参加者同士の交流が企画されている。

   

東京では、特に地方創生に関するセッションが充実しており、地域に根ざしたサステナビリティを探る絶好の機会となるだろう。昨年第1回の模様は「人間会議」2017年夏号で取り上げられており、今年のレポートは「人間会議」2018年夏号に掲載予定だ。

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