特許庁 登録意匠の世界データベースへ正式参加

 

特許庁は、世界54の知財庁が有する登録意匠情報をワンストップで検索可能とする「DesignView」に参加することを、2017年12月4日、5日に開催された意匠五庁(ID5)第3回会合で発表した。これにより、1300万件以上にのぼる世界の登録意匠情報を、日本語で検索することが可能となる。また、世界各国のユーザーも、日本の登録意匠情報を36の言語で検索できるようになる。2018年12月からは、日本意匠分類を用いた検索サービスの開始も予定されている。

 

意匠五庁(ID5)は、日本国特許庁(JPO)、米国特許商標庁(USPTO)、欧州連合知的財産庁(EUIPO)、中国国家知識産権局(SIPO)、韓国特許庁(KIPO)による意匠分野の国際的な協力の枠組として、2015年に創設された。世界の8割以上の意匠登録出願を扱うID5が、相互理解を深め、国際的な協力関係を強化していくことを目的としている。

ID51712.jpg