農水省 琉球もろみ酢など6品目を地理的表示に登録

 

農林水産省は、2017年11月10日、6品目を新しく地理的表示として登録したことを発表した。

 

登録の対象になったのは、上庄さといも、琉球もろみ酢、若狭小浜小鯛ささ漬、桜島小みかん、岩手野田村荒海ホタテ、奥飛騨山之村寒干し大根。琉球もろみ酢は沖縄県で、奥飛騨山之村寒干し大根は岐阜県で初の登録となる。また、地理的表示をした農産物の総登録数は、48品目となった。

地理的表示保護制度は、土地の名前を含む農林水産物・食品の名称を、品質の基準とともに国に登録し、知的財産として保護するもの。地域で長年育まれた特別な生産方法によって、高い品質や評価を獲得しているものが対象となる。地域の食をブランド化する方法としても注目されている(関連記事:月刊事業構想2016年4月号月刊事業構想2016年5月号)。

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