ドコモ、生保の契約者向け健康管理に 時間栄養学を適用

ドコモ・ヘルスケアとNTTドコモは、時間栄養学に基づき生活習慣を改善するアプリの機能「Myリズム」を、第一生命保険向けに開発・提供すると発表した。第一生命は、保険契約者に対し、健康増進アプリ「健康第一」のプレミアムメニューとして、この機能を2017年10月5日から提供している。また、腕時計型の活動量計「ムーヴバンド」で計測した歩数データを「健康第一」アプリで閲覧・管理できるようにするためのサービスも提供する予定だ。

 

「健康第一」プレミアムメニューは、第一生命の保険契約者と、その家族のみに提供するもの。通常版の「健康第一」は、ダウンロードすればだれでも利用でき、一日の歩数をチェックしたり、BMIの変化に伴う将来の顔の外見変化をシミュレーションする機能がある。今回追加するプレミアムメニューでは、BMI、血圧、血糖、脂質、肝機能の5つ指標の改善や、規則正しい生活習慣を身に着ける支援をする。

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同アプリでは、利用者が生活習慣をスマートフォンに記録すると、管理栄養士の監修に基づく生活改善メニューが提示される。時間栄養学を基に、各人に最適な食事の時間や、起床・就寝時間を割り出したもので、利用者はそれを参考に生活リズムを自らコントロールし、より健康な生活を送ることを目指す。

 

ドコモ・ヘルスケアは、従業員の健康状態を改善したい法人向けに、時間栄養学に基づく生活管理アプリ「Reborn MAGIC」を提供している。