デンソー、カミチクグループ 藻類の飼料化へ合弁会社を設立

デンソーとカミチクグループ(鹿児島市)は、藻類事業を手掛ける合弁会社KJバイオ(熊本県天草市)を設立したと2024年3月1日に発表した。

KJバイオは、デンソーが行ってきた微細藻類コッコミクサの研究を引き継ぎ、成果をカミチクグループが持つ飼料生産の技術と掛け合わせ、牛に与える飼料に生かすことを目指す。

デンソーは地球温暖化ガス削減に向け、微細藻類コッコミクサの研究と、バイオ燃料などへの用途開発を手掛けてきた。その中で、コッコミクサに牛げっぷ由来のメタンを低減する機能や、生物の免疫力を高める機能を突き止めていた。カミチクグループは、牛の飼料生産から畜産、食肉加工、販売までを手掛けている企業だ。

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