カゴメ ナトリウムとカリウムの摂取バランスを見える化するアプリを開発

カゴメは2024年5月15日、ヘルスケアスタートアップのSOULAと共同で、毎食のナトリウムとカリウムの摂取バランスを見える化し、ナトリウムの排せつを促すカリウムを意識的に摂取する食習慣をサポートするプログラム「ナトカリプログラム」を開始した。このプログラムは同日より、SOULAが企業・団体向けに販売しているヘルスケア導入支援アプリ「SOULA pie(ソウラ パイ)」に標準搭載される。

高血圧の原因は塩(ナトリウム)の摂りすぎで、その予防には日々の食事の減塩が有効だが、味が薄くなりおいしさが損なわれ、続けることが難しいという課題がある。そこでカゴメは、生活者に減塩と併せて意識してもらうこととして、ナトリウムの排せつを促すカリウムを野菜や果実などから積極的に摂取する「ナトカリ」という考え方の普及を目指している。カゴメとSOULAは、先進的で利便性の高いヘルステックサービスの提供を目的として2022年10月に業務提携を結んでいたが、その取り組みの一環として、今回のプログラムの開発に至った。

SOULAが提供する「SOULA pie」は、食事・運動・睡眠・肌ケアを領域に、健やかで豊かな生活習慣づくりのための行動変容とヘルスリテラシー向上をサポートするアプリサービス。BtoBtoC/E向けに提供しており、最新の理論に基づくヘルスケアサービスを低コスト・低負荷・短期間で効率よく立ち上げられるほか、事業目的に合わせてアプリに特色を出すことも可能となっている。

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