三菱電機 デジタル通貨のフィノバレーと資本業務提携を締結

三菱電機は、アイリッジの連結子会社でフィンテック事業を展開するフィノバレー(東京都港区)と資本業務提携した。デジタル地域通貨事業およびスマートシティ/スーパーシティ事業に関する事業で協業するとともに、フィノバレーは三菱電機を割当先とする第三者割当増資を実施する。2022年1月28日に発表した。

フィノバレーはデジタル地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォームシステム「MoneyEasy」を中心としたフィンテック事業を展開している企業(関連記事1関連記事2関連記事3)。三菱電機はスマートシティ関連の新サービスとして、デジタル通貨を活用した価値の見える化・授受する仕組みの創出を目指しており、その中核テクノロジーを保有し、地方創生に関する取り組みに強みを持つフィノバレーとの資本業務提携に至った。

今後は、フィノバレーのデジタル地域通貨基盤と三菱電機の先端技術を組み合わせ、地域活性化やカーボンニュートラルなどに寄与するデジタル通貨サービスを共同開発する。都市や地域が抱える課題解決を目指していく考えだ。