鳴海製陶 卵殻をアップサイクルしたテーブルウェアが国際的アワードで最高評価
鳴海製陶(愛知県名古屋市)は2026年2月18日、ボーンチャイナの一部を卵殻由来原料へ置換することに成功した取り組みにおいて、世界的なテーブルウェア業界アワード「Tableware International Awards of Excellence 2026」のサステナビリティ部門で最優秀賞を受賞したと発表した。
同アワードは、国際的な業界誌「Tableware International」が主催するテーブルウェア分野で権威ある賞で、デザイン性・革新性・美しさ・ストーリー性などの観点から13の部門別に世界各国の専門家やバイヤーが審査を行う。鳴海製陶が評価対象となったのは、食品産業などで大量に発生する卵殻をアップサイクルし、ナルミボーンチャイナの原料の一つとして活用する技術。従来は活用されてこなかった卵殻の有効活用により、高品質でありながら卵殻を含むサステナブル資源の有効活用率50%超を実現し、環境負荷低減と品質を両立させたことが高く評価された。
鳴海製陶は、日本初のボーンチャイナ量産化に成功した陶磁器メーカー。陶磁器ブランドの「NARUMI」は高品質な業務用トップブランドとしても評価が高く、世界の一流ホテルやレストラン、エアライン業界で採用されている。同社は今後、これまで培ってきた技術を活かし、日常の食卓からホスピタリティ空間まで、環境配慮と上質さを両立した新たなテーブルウェアのスタンダードを提案していくことを目指す。