ビットキー、Looop 相互資本業務提携しスマートホーム事業加速
スマートロック大手のビットキー(東京都中央区)と、電力小売事業を展開する株式会社Looop(東京都台東区)は2026年1月22日、相互第三者割当増資による資本業務提携契約を締結したと発表した。両社の事業シナジーを活かし、スマートホーム領域における新たな価値創出を目指す。
今回の提携は、スマートロックとエネルギーマネジメントを融合させる取り組みだ。ビットキーは、コネクトプラットフォーム「homehub」を展開(月刊事業構想2021年11月号参照)。マンションやオフィスビル、空港、庁舎、物流施設など幅広い施設でスマートロックを中心としたソリューションを提供してきた。
一方のLooopは「エネルギーフリー社会の実現」をビジョンに、電力小売サービス「Looopでんき」を主力事業として展開(月刊事業構想2021年11月号参照)。2025年12月時点で約36万件の契約を保有する。同社は2025年8月、AIエージェント搭載IoT機器「ナインドット」やスマートロック「Glamo Smart Lock」を手がけるグラモを完全子会社化し、スマートホーム事業へ本格参入していた。
両社は今回の提携を通じて、複数の領域で協業を進める。具体的には、双方の顧客基盤を活用した営業協力、製品の付加価値向上を目的としたシステム連携、「homehub」と「ナインドット」のサービス連携などを計画している。
また、ビットキーが展開する多様なスマートロック製品とGlamo Smart Lockを組み合わせることで、製品ラインナップを拡充。生活者への新たな価値提供と、不動産事業者の収益性・業務効率向上の両立を狙う。