JAL、ライフネット生命 資本業務提携を締結、生命保険にマイル活用

日本航空(JAL)とライフネット生命保険は2026年4月30日、資本業務提携契約を締結したと発表した。JALは、ライフネット生命の主要株主であるauフィナンシャルホールディングス(auFH)から、同社が保有するライフネット生命株式1472万6100株(持株比率18.32%)を取得する予定で、関係当局の承認などを前提に2026年6月下旬を目途に完了する見通しだ。両社はJALのブランド力やマイルなどの資産と、ライフネット生命のオンライン生保としての知見を融合させ、新たな生命保険サービスの共創を目指す。

JALグループは、これまで航空事業で培ってきた「安全・安心」の価値を、マイル/金融・コマース領域へと拡張し、日々の生活を支えるライフインフラとなることを目標に掲げている。特にマイル/金融・コマース領域においては、顧客の日常生活やライフステージに応じた多様なサービスを提供し、マイルを「ためる」「つかう」シーンを拡大する「JALマイルライフ」構想を推進中だ。

一方のライフネット生命は2008年の開業以来、顧客視点に立った商品・サービスを提供してきた。現在は、2028年度までの5年間の中期計画において「Tech & Services」「Rebranding」「Embedded」の3つを重点領域に設定している。中でも「Embedded」戦略は、パートナー企業の顧客基盤に対し保険商品やサービスをシームレスに届けることで、新たな価値提供と事業成長を実現する取り組みだ。今回の提携により、JALの顧客基盤に対しこの戦略を推進していく。

業務提携の柱は大きく2つ。1つは、JALのブランド力、顧客基盤、マイルなどの資産を活用した保険商品の開発。マイルなどのJALの資産を活用した保険商品の共同開発・販売や、JALグループ向け団体保険の共同開発に向けて検討・協議を進める。

もう1つは、JALグループによるライフネット生命の保険商品の販売体制構築だ。JALグループが募集代理店となり、自社のブランド力と顧客基盤を活用してライフネット生命の保険商品を販売していく。航空会社のブランド力と顧客基盤、そしてオンライン生保として磨き続けてきたUI/UXやパートナー提携のノウハウを掛け合わせることで、顧客の生活・人生の安全・安心を支える商品・サービスを共創し、両社の事業拡大につなげる方針だ。


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