コクヨ 人材領域に参入し、複業サポートサービスをプレリリース

コクヨ(大阪府大阪市)は2024年1月29日、社員の成長機会を求める企業・ワーカーと、事業課題を抱える企業をマッチングする複業サポートサービス「pandoor(パンドア)」をプレリリースすると発表した。また、これに伴い、エントリー企業の募集受付を開始した。

pandoorは、新規事業の立ち上げや、事業戦略・機能戦略の立案・実行など、重要度・難易度の高い課題の解決を求める企業と、社員の成長のために社外経験をさせたいと考える企業のワーカーをマッチングし、週1日・6カ月間の社外経験(複業)を提供するサービス。ワーカーには難易度の高い生の課題解決にチャレンジする機会を提供して成長を促進する他、受入先での業務経験を自社業務へ還元することもできる。一方受入企業は、解決したい事業課題に対し、外部の知見・知識を取り入れることで、その解決に向け進めることができる。コクヨは、ワーカーの送出企業・受入企業の双方の要望をヒアリングし、複業開始のための人選や契約、ワーカーのメンタリングや労務管理といった複業中の伴走支援、複業前後によるアセスメント調査など、一貫したサポートを行う。

コクヨは近年、文具や家具から、多様な働き方を支えるオフィス空間へと事業領域を拡大させており、今回人材領域に踏み出す。同社は今後、空間構築のみならず、働く人そのものを支え、多様な「働く」をサポートするために「人材価値」をテーマとして「モノだけでないコトのニーズ」に対応する総合的な価値提供を実現していきたいとしている。

プレ事業による実証実験の概要

■事業構想大学院大学出版部 編集/ライター経験者を募集■
事業構想大学院大学出版部では、編集/ライター経験者を募集しています。応募に関する詳細はこちら