スポーツ庁 スポーツ活用で特色あるまちづくりを行う26自治体を表彰

スポーツ庁は2023年11月10日、スポーツを活用した特色ある「まちづくり」に積極的に取り組もうとする自治体を審査・選出する「スポまち!長官表彰2023」の表彰式を開催した。スポーツを活用し、地域の様々な社会課題(少子高齢化や住民健康、過疎化、経済衰退など)の解決を図ることを目的とした各自治体のアイデアを審査するもので、第3回となる今回は、26の優良自治体が選出された。

表彰式では、選出された県や市町村の代表が、それぞれの取り組みについてのコメントを発表。栃木県からは福田富一知事が出席し、「本県では、いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会のレガシーを継承し、スポーツを活用した地域活性化に向けて、新たに『栃木県スポーツコミッション』を設立し、スポーツ大会・合宿等の誘致やスポーツと組み合わせた観光・地域づくり等に取り組んでいます。今回の受賞を契機として、様々なスポーツ資源を生かしたこれらの取組をさらに効果的に進めたい」とコメントした。

式典では、表彰状の授与に加えて、スポーツジャーナリストの増田明美氏、LDH JAPAN代表取締役会長兼社長のEXILE HIRO氏、元バドミントン日本代表選手の潮田玲子氏を迎えて、「体を動かし、ヒトと地域を繋ぐ『まちづくり』のミライ」をテーマに室伏スポーツ庁長官とトークセッションを実施。このほか、「スポーツ・健康まちづくりデザイン学生コンペティション2023」の長官賞受賞者によるプレゼンテーションも行われた。

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開式の挨拶を行うスポーツ庁長官の室伏広治氏

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