レグミンと山陰酸素工業 農薬散布BPOサービスの実証契約締結

自律走行型農業ロボットを活用するアグリテックベンチャーのレグミン(埼玉県深谷市)は2026年5月12日、山陰酸素工業(鳥取県米子市)と、自律走行型農薬散布ロボットを活用した農薬散布BPOサービスの実証契約を締結したと発表した。鳥取県内において、農業現場の課題である人手不足や高齢化に対応する新たな農薬散布体制の構築を進める。同実証は、農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)の実証事業として実施する予定。

深刻化する農業の人手不足と高齢化を背景に、農薬散布の効率化および安全性の向上が喫緊の課題となっている。レグミンは「農業界に安定した労働力を提供する」というミッションのもと、自律走行型農薬散布ロボットの開発・改良と、同ロボットを活用した農薬散布BPOサービスを展開してきた。今回の契約では、同社が埼玉県深谷市で培ってきた運営ノウハウを標準化し、山陰酸素工業に提供する。山陰酸素工業は米子市周辺を中心とする鳥取県内で、農業法人・農家への農薬散布作業を担う。レグミンはロボット本体と付随備品、運用ノウハウの提供を担う。

両社はこの取り組みを通じて、農業法人・農家の人手不足解消、農薬散布作業の効率性および安全性の向上、地域における事業機会の創出を目指す。さらに、「地域インフラ企業×農業ロボット」という連携モデルを他地域でも展開可能なフランチャイズモデルとして確立していくことを目指している。