森ビル、KDDI 虎ノ門ヒルズにデジタルツインホールを開設

森ビルとKDDIは、2024年3月28日、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの情報発信拠点「TOKYO NODE」の「TOKYO NODE HALL」において、常設のデジタルツインホール「TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL -RESPECT YOU, au」の運用を共同で開始した。

ホールのリアル空間をデジタル空間に再現し、デジタルならではの付加価値を加えた体験を提供する。現実のホールの定員は300人、デジタルでの参加者のキャパシティは1万人となっている。デジタルツインホールの運用により、TOKYO NODE HALLでは、デジタルとリアルの2つの会場の映像・音響・照明などの空間演出を同期させ、各会場のスクリーンには互いの映像を映し出すことができる。

リアル会場では、デジタル空間ならではの演出を体験することができ、またデジタル空間ではリアル会場にいるかのような体感を得られる。現時点ではリアルタイムの同期は実現していないが、将来はライブでの体験をデジタル空間で即時に提供することを目指すという。ホールの用途はビジネスカンファレンスやファンミーティング、音楽ライブで、既に利用の引き合いは多い。デジタルツインのコンテンツを提供できる常設劇場として新たな体験を提供することを目指す。

■事業構想大学院大学出版部 編集/ライター経験者を募集■
事業構想大学院大学出版部では、編集/ライター経験者を募集しています。応募に関する詳細はこちら