ライフガードのチェリオが垂直統合で挑む リサイクルPET活用の循環型製造モデル

(※本記事は「食品新聞」に2025年4月29日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

迷彩柄のルートカー
迷彩柄のルートカー

炭酸飲料の「ライフガード」「チェリオ メロン」などで知られる飲料メーカーのチェリオグループは今後、リサイクルされたレジンペレット(ペレット)を使ったプリフォーム製造に挑む。

ペットボトル(PET)は、試験管のような形状のプリフォームを膨らませて(ブロー成形)つくられている。

2月18日、取材に応じたチェリオコーポレーションの座間隆史取締役執行役員は「ワクワクするような飲料を作るだけでなく、環境負荷の低減に向けた活動も、お客様にとって飲料の新たな価値になる可能性がある」との見方を示す。

チェリオコーポレーションの座間隆史氏
チェリオコーポレーションの座間隆史氏

同社は2015年の製造工場の移転の際、プリフォームを膨らませるブロー成型を行う設備を導入。2022年には、プリフォームを製造するインジェクション設備を新たに導入した。

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