月刊事業構想12月号編集後記 大特集の読みどころなど
月刊事業構想12月号は「宇宙技術の利活用と新ビジネス」と題して特集を組みました。宇宙というと、多くの人が自身には関係がないと思いがちです。しかし身近にあるもので、すでに宇宙技術は使われています。最も身近な具体例をあげれば、皆さんが持っているスマートフォンの地図アプリやカーナビにGPS(グローバル・ポジショニング・システム)機能がありますが、これに宇宙技術が使われています。GPSは衛星を利用したシステムですが、衛星一つとっても多くの新事業が生み出されています。
衛星データを活用する分野は、農林水産業から小売マーケティング、発電最適化、不動産取引、防災、保険、エンタメ、物流、ロボットなど多岐に渡ります。宇宙旅行などの派手な話題が先行しがちですが、実のところは身近な応用事例が多数あり、急拡大している成長市場でもあります。この大きな機会を、新事業を構想する読者の皆様に、いかしていただければ幸いです。
ところで、弊誌・月刊事業構想は、学校法人先端教育機構 出版部より発行しておりますが、弊法人は、お陰様を持ちまして設立10周年を迎えました(関連記事)。読者の皆様をはじめとして、取材や寄稿でご協力いただいている皆様、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。今後とも月刊事業構想および、学校法人先端教育機構をどうぞ、よろしくお願い申し上げます。(織田)