エアークローゼット、アニヴェルセルと連携 新郎新婦がゲストにドレスを贈る「レンタルギフト」を開始

ファッションレンタル事業を手がける株式会社エアークローゼット(東証グロース上場)は2026年6月8日、結婚式場を運営するアニヴェルセル株式会社と連携し、新郎新婦が招待したゲストにドレスのレンタルを贈る「airCloset Dress(エアクロドレス)ドレスレンタルギフト」を始めると発表した。同社は月額制で洋服が届く「airCloset」などのファッションレンタルを展開しており、「airCloset Dress」は結婚式やパーティーといったオケージョン(特別な機会)に特化した、都度利用型のレンタルサービスにあたる。今回はこれを活用し、新郎新婦がギフトとして購入したうえで、ゲストがギフトコードを使って対象のドレスから1着を無料でレンタルできる仕組みを設けた。

利用料金は1名あたり5,000円(税込)。トレンドから定番まで200種類以上のドレスをそろえ、サイズはXSから3Lまで対応する。注文から最短翌日で届くほか、予備としてもう1着を無料で借りられる「スペア」サービスや、コンビニからの返却にも対応する。配送は離島を含む全国を対象とする。利用の流れは、新郎新婦がギフトを購入し、ゲストがコードを使ってドレスを選び、結婚式当日に着用して式後に返却する、というものだ。

 体制面では、ゲストハウス型の結婚式場を国内10拠点で展開するアニヴェルセル(本社・横浜市)のウエディングプランナーが、新郎新婦にこのギフトを提案する。エアークローゼットはドレスの調達から配送・返却までのレンタル基盤を担い、両社でアニヴェルセルの全10拠点での提供を進める。

結婚式のおもてなしは、これまで料理や引出物といったゲストへの心遣いが中心だった。今回の取り組みは、そこに「装いを贈る」という選択肢を加えるものといえる。ゲストが当日の服装を自ら準備する負担を抑えつつ、招く側がゲストの体験そのものに配慮できる点に特徴がある。両社は、結婚式というオケージョンを通じて、装いを共有する新たなおもてなしの形を提案していく。