サブスク型レンタルで 洋服とのワクワクする出会い体験を創出
スタイリストが10万着のなかからコーディネートした1セット3着の洋服がレンタル制で送られてくる『airCloset』。シェアリングエコノミーやサブスクリプションのパイオニアとして人気を博す。
エアークローゼットがサービスを開始したのは5年前の2015年2月。当時は洋服のレンタルといえば、ウエディングドレスくらいしかなかった。
「ライフスタイルが豊かになるサービスを提供したいと思って事業をはじめました」と天沼聰代表取締役社長兼CEO。
「特に女性は仕事や結婚、子育てなどによって、生活リズムが変わってきます。ライフスタイルの変化によって、自分自身のファッションにかける時間にも制約がでてくる場合があります。それを我慢するのではなく、ワクワクする時間にしたい。そこではじめたのが、日本で初めて普段着をレンタルできるサービスでした」
新しい洋服との出会いの場
『airCloset』は、月額定額制で、スタイリストがコーディネートした洋服を自宅に届ける点に特徴がある。
「私たちには、お客様に新しいお洋服と出会って欲しいという思いがあります。お客様は、ご自身で欲しいお洋服全てを購入して着ることは難しいです。そこで、お洋服を一定期間着ていただくことができるサービスを提供して、その利用料をいただくという仕組みを考えました。お洋服をレンタルするということは、あくまでも手段にすぎません。お洋服とのワクワクする出会い体験をしていただくのが本当の目的なのです」
多くのアイデアからの事業構想
「当社は3人の創業者で立ち上げました。"ライフスタイルを豊かにするサービス"というコンセプトで、1~2か月の間に百数十以上のビジネスのアイデアを出し合いました。そのなかで生まれたのが『airCloset』というサービスです。3人で考えたアイデアをもとに、200人以上の女性にヒアリングして内容を詰めていきました」
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