hacomono、部活動の地域展開向けに伝言板など情報共有機能を強化
スポーツ施設や地域クラブ、公共施設の予約・決済・利用者管理のデジタル化を支援するクラウドサービスを提供する株式会社hacomonoは7月24日、部活動の地域展開に対応するため、関係者間の情報共有機能を強化したと発表した。同サービスは全国13,000店舗以上に導入されている。
教員の働き方改革や少子化を背景に、学校部活動を地域のクラブや団体が担う動きが広がっている。運営にあたっては、会費徴収や会員管理、出欠管理に加え、保護者・指導者・運営団体・自治体といった複数の関係者間での情報共有が課題となっていた。今回の機能拡充は、こうした運営現場の負担軽減を狙ったものだ。
行政担当者や運営団体の関係者、指導者が使う管理サイトに伝言板機能を追加し、スレッド形式での一斉通知や個別連絡を可能にした。保護者向けの連絡機能では、PDFファイルの共有、過去の連絡履歴の確認、個別メッセージへの対応を実装した。あわせて、役割に応じて個人情報の閲覧権限を設定できるようにしたほか、活動日ごとの場所・持ち物・担当指導者の情報を掲載する機能、QRコードを使ったスマートフォンでのチェックイン機能を備えた。
これらの機能は、運営団体・指導者・保護者という三つの層それぞれのニーズに対応する形で設計されている。先行して導入した長岡市スポーツ協会では、三層構造に合わせた機能拡充により情報共有が円滑になり、業務の効率化につながったとしている。
hacomonoは今後、地域のリソースをつなぐ情報共有基盤として機能開発を進める方針を示している。学校外での子どもの成長を学校側へ共有し、地域全体で見守る仕組みや、活動データを行政へ還元することで持続可能な運営モデルの構築を支援することを目指すとしている。部活動の地域展開が全国で進むなか、運営を支える基盤づくりの一例となる。