JA三井リース 次世代ドローン開発のエアロネクストへ出資

JA三井リースは、産業用ドローンの研究開発及びライセンスビジネスを提供するエアロネクスト(月刊事業構想2019年5月号参照)に出資したことを2021年11月10日に発表した。

エアロネクストは、次世代ドローンの研究開発を通じてIP経営を実践するテクノロジースタートアップ企業。独自のテクノロジーを活用し機体の信頼性を高めるとともに、産業用ドローンの社会実装に必要な安心・安全を確保した空の社会インフラ構築を目指している。

2021年1月には、ドローン配送サービスを主事業とする戦略子会社「NEXT DELIVERY」を設立し、ドローン配送を組み込んだ新スマート物流の仕組み「SkyHub」の開発とサービスモデルの実証と実装を行っているところだ。

JA三井リースは、中期経営計画「Real Change 2025」において、「モビリティ関連事業への進出」及び「地方が抱える社会課題の解決に向けたビジネスの強化」をそれぞれ重点施策に掲げている。今回、産業用ドローン関連の特許をポートフォリオ化したライセンスビジネスの将来性と、SkyHubを通じた地域活性化の社会意義を高く評価し、出資を決定した。