エクサウィザーズ 健康・医療分野AIサービスの新会社を設立

エクサウィザーズ(東京都港区)は、健康・医療領域のAIサービスの開発、販売に特化した新会社ExaMDを設立する。2024年1月24日に発表した。事業開始は4月1日を予定している。

ExaMDは、AI・ソフトウェア技術を活用したプログラム医療機器(SaMD)と呼ばれる医療ソフトウェアを開発する企業。第1号の製品はスマートフォンから利用できる認知症診断のソフトウェアになる見込みだ。医療分野に加え、ヘルスケア分野も対象に製品開発を進める計画を立てている。

エクサウィザーズはこれまで、認知症やフレイル、ロコモティブシンドローム領域などの領域で、マルチモーダルAI技術開発や知財の取得などを実施してきた。SaMDの開発のため、大学・研究機関や大手製薬企業とも共同研究や臨床研究、開発プロジェクトなどを実施している。

ExaMDはエクサウィザーズで開発中の、会話音声や動作から認知症を簡易かつ短時間に診断できる認知症診断のプログラム医療機器(SaMD)の事業を継承する。医療機器製造販売業の業許可取得も視野に入れており、医療機器として早期の承認を目指す考えだ。

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