モリサワ、神戸市など4者 神戸で大学経営人材育成プロジェクト研究を開始

大学都市神戸産官学プラットフォーム、モリサワ、神戸市、事業構想大学院大学の4者は、2024年5月21日に神戸市内で合同記者会見を実施し、産官学共創による「神戸の未来創生に向けた大学経営人材育成プロジェクト研究」を2024年6月よりスタートすると発表した。大学都市神戸産官学プラットフォームに参画している市内大学を中心に、大学経営改革を牽引できる人材の育成を目指していく。

急速な人口減少と少子化の進展によって、大学の経営環境は厳しさを増しており、大学運営を担う職員の資質向上が喫緊の課題となっている。そこで4者は同プロジェクト研究のプログラムを通して、大学経営に関する高い専門スキルを持った大学職員を育成し、大学経営の高度化・ブランディングによる魅力の充実を図り、多くの受験生等に選ばれ、地域社会に新たな価値を創出する大学づくりにつなげることを目指す。

同プロジェクト研究は、モリサワから神戸市へ寄附された企業版ふるさと納税を財源に運営。研究会の期間は2024年6月〜2025年4月で、全20回。参加対象者は、大学都市神戸産官学プラットフォームの参画大学の大学職員や、自大学の大学経営の意思決定に携わる職員もしくはその職員が推薦する職員など。



左より、神戸市企画調整局部長(大学連携推進担当)の中野善文氏、先端教育機構学監の川山竜二氏、モリサワ代表取締役社長の森澤彰彦氏、大学都市神戸産官学プラットフォーム 代表理事の髙士薫氏

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