アクポニと江ノ島電鉄 循環型社会へ向けアクアポニックス事業で連携

アクアポニックスによる循環型ビジネスの提案を行うアクポニ(神奈川県横浜市)は2023年1月26日、江ノ島電鉄とアクアポニックス事業に関する連携協定を締結したと発表した。同協定は、循環型農業の普及と事業化に向けた実験等に関して両社が相互に協力し、江ノ電沿線地域の課題解決および循環型社会の推進を行うことを目的としている。

今後、連携に伴う具体的施策の第一弾として、乗降客の多い江ノ島駅構内において、アクポニが監修したアクアポニックス施設を設置。魚(ティラピア)と葉物野菜(レタス)を育てながら、アクアポニックスの認知拡大を主眼としたプロモーションを行うとともに、生産物を地域に提供するなどの事業可能性を検証する。同施設の本稼働は2023年3月を予定している。 

アクポニは2014年にアクアポニックス専門企業として創業し、環境負荷の少ない循環型農業・アクアポニックスを普及促進する事業を行ってきた。現在は神奈川県藤沢市で2つの直営農場を運営し、研究開発や導入・生産支援、教育事業等を行っている。

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