ナインシグマ 新事業開発の悩みを技術系専門家に直接質問できるサービスを開始

ナインシグマ・ホールディングス(東京都千代田区)は2023年1月24日、新規事業開発に取り組む企業やチームが、ニーズや先行事例の情報収集、自社技術の課題把握等に関する疑問や悩みを、世界中の技術系エキスパートに直接質問し3日で回答が得られる新サービス「OIC direct(オーアイシー・ダイレクト)」を開始した。

「OIC direct」は世界2万人の技術系エキスパートを対象に、地域・業界等を設定して質問が可能で、質問登録作業は最短3分、質問〜回答収集までの期間は3日間となる。また、「技術×新規事業開発」を熟知したナインシグマスタッフが質問設計をサポートする。 

新規事業開発や研究テーマ立ち上げの初期段階においては、アイデアの収益性や将来性などプロジェクト推進に必要な「判断材料」の収集がボトルネックとなり、活動が停滞してしまうケースは少なくない。同社は「OIC direct」の提供により、どんな企業・チームでもグローバル水準の最新情報に手間なくアクセスできる事業環境をつくり、日本企業が持つ技術力や潜在力を活かした、市場優位性のあるプロダクトやサービスの創出に貢献することを目指している。 

ナインシグマ・ホールディングスは、「外部知見・技術」を活用する「オープンイノベーション」の手法により、企業に伴走し、その技術開発や事業開発の推進支援を行っている。2006年に日本法人(ナインシグマ・アジア・パシフィック)を設立、2022年にナインシグマ・ホールディングスと経営統合をし、本社(日本)・支社(ヨーロッパ・アメリカ)で世界105か国・6200件、日本国内では1550件以上のオープンイノベーション支援実績がある。

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