ユーグレナと稲とアガベ ユーグレナ配合の植物性マヨネーズを共同開発

ユーグレナ(東京都港区)は2024年2月8日、秋田県男鹿でクラフトサケ醸造所を運営する稲とアガベ(秋田県男鹿市)と共同開発したマヨネーズ風調味料「発酵マヨ<石垣島ユーグレナ>」をオンラインショップで発売した。栄養豊富な石垣島ユーグレナと、日本酒の醸造工程で廃棄される酒粕をつかった調味料で、味も使い方もほぼマヨネーズだが、材料はすべて植物性の食材のみを使用している。

「発酵マヨ」は、稲とアガベが運営する食品加工場「SANABURI FACTORY」で生まれた植物性マヨネーズ風調味料。田んぼから醸造まで一切添加物を使用していない酒粕が主原料で、代替肉や代替卵と同様の環境負荷の低い代替食品となっている。今回共同開発した「発酵マヨ<石垣島ユーグレナ>」は、そこに石垣島ユーグレナを配合したもので、健康と美味しさの両立を実現した。

今回の共同開発は、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みの第1弾。今後は、両社で「未利用資源活用」「循環型農業支援」などのテーマに関して、男鹿での実証実験の検討を進める予定。具体的には、これまで飼料などで使われていた酒粕を使用して蒸留酒製造や肥料製造を行い、その肥料を使って米をつくり、また醸造を行うといった資源循環モデルの実現可能性を検討していく。

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