Meta Akita、コンコーディアム財団 秋田犬の保存へのWeb3活用で協力
Meta Akita(秋田県大館市)とスイスのコンコーディアム財団は、コンコーディアムのWeb3 IDウォレットを活用して、秋田犬の血統や所有権を証明する仕組みの構築で協力する。2024年1月25日に発表した。
Meta Akitaは公益社団法人秋田犬保存会の公認スピンオフ企業で、秋田犬の保護と地方創生を目的に、秋田犬のNFT発行、犬メタバースの構築、世界初のブロックチェーン血統書アプリの開発などを進めてきた。
一方のコンコーディアムは、ブロックチェーン上でのデジタルアイデンティティを管理するためのツールであるWeb3 IDウォレットを提供している。このIDウォレットには、教育や雇用歴、会員情報などの検証可能な資格情報を追加できる。特に注目されるのは、ゼロ知識証明(Zero-Knowledge-Proofs)の機能があること。これによりユーザーは自分の個人情報を明かすことなく身元を証明できるようになる。
Meta Akitaは、秋田犬のNFT発行やメタバースの構築を、コンコーディアムブロックチェーンと統合することで、高度なプライバシー保護の下展開することを目指す。秋田犬の保護という使命と、最先端のデジタル技術を融合させていく考えだ。
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