兼松ほか サイバーセキュリティファンドを組成

兼松と兼松エレクトロニクス(KEL)、グローバルセキュリティエキスパート(GSX)は、ウエルインベストメントを無限責任組合員とする「日本サイバーセキュリティファンド1号投資事業有限責任組合」を、2024年4月1日に設立する。セキュリティ専業企業が出資し、セキュリティ企業に投資を行う国内初のファンドとなる。

セキュリティ業界の企業や金融機関・機関投資家に参画を促しながら、上限100億円を目標にファンド組成を進め、ファイナルクローズは2024年中旬以降を予定している。ファンド組成の狙いは、サイバー攻撃の脅威から日本企業を守るために、セキュリティ企業各社が力を合わせて課題に立ち向かえるようにすること。

ファンド内には、出資企業で構成される「アドバイザリーボード」を設置し、投資先企業の調査・検討のもとで投資先選定の成功確率を高める。さらに、出資企業が相互連携し、投資先企業を支援。投資先企業の成長を加速させる。セキュリティ業界で協力して、AIなどの先端テクノロジーを活用したサービスを提供し成長するセキュリティ企業を育成していく。

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