博報堂キースリー、Crossmintほか web3活用したい企業向けシステム提供を開始

博報堂キースリーは、シンガポールAstar Network社と米Crossmint社とともに、3社で連携した共同ソリューションの提供を開始した。2024年3月27日に発表した。Astar Networkは日本発のパブリックブロックチェーンで、Crossmintは既に多くのグローバル企業のweb3開発実装を手掛けており、実績に基づく最適なソリューション・システムを企業向けに構築できる。

共同ソリューションの提供により、web3を企業がより簡単に使えるようにしていく。CrossmintのプラットフォームはAstarと統合しやすく、企業のweb3開発コストを大幅に削減できる。またCrossmintのAPIは、エンドユーザーがweb3を容易に利用できるようにするもので、web3の利用にありがちな複雑さを伴うことなく、企業が提供したい顧客体験を実現する。数行のコードで簡単にブロックチェーンを開発・統合でき、メールアドレスのみのウォレットアカウント作成や、クレジットカードでの決済機能など、web3をシームレスにストレスなく体験できる仕組みを提供できる。

web3技術を活用したアプリケーションの開発への課題は多い。ソリューションやツールが複雑で、市場の変化のスピードが速いためだ。開発に必要なツールを取りそろえることとソリューションの実装が、web3への企業の参入の課題になっている。

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