キヤノンMJ、東大ほか イノベーション創出へ一社「WE AT」を設立

キヤノンマーケティングジャパン(キヤノン MJ)と東京大学、東京医科歯科大学、京都大学、東京大学協創プラットフォーム開発、博報堂、住友生命保険は共同で、一般社団法人「WE AT(ウィーアット)」を2024年5月16日に設立した。産学官連携を通じて、社会課題解決に向けたイノベーションを創出するスタートアップエコシステム構築を目指していく。

「WE AT」では、スタートアップの発掘と支援、社会起業家教育、事業開発支援、スタートアップアワードの運営および関連分野の調査研究と発信を手掛ける。特に、社会課題の解決に資する技術を持ったスタートアップの発掘と、産学ネットワークを通じた幅広い支援に力を入れる。

また、国境を越えたスタートアップの創業支援や育成なども重視し、海外の同様の取組と密接に連携していく。米国やイギリスなど欧米、アジア、アフリカ諸国などに拠点を置く主要機関と情報交換しており、スムーズな接続ルートを構築することで、海外展開を視野に入れたスタートアップの成長を後押しする。JETRO(日本貿易振興機構)の国内海外拠点との協調、東京都が運営する TIB(Tokyo Innovation Base)との連携を通じて国際イベントの企画やコミュニティ形成などを進める。


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