プロドローン　シリーズCで10.3億円を調達完了

プロドローンは、2023年10月24日、総額10.3億円のシリーズC資金調達を完了したと発表した。ジェイテクト、神戸トヨペット、名古屋鉄道、ホンダカーズしなの、モビリティナビとあいぎんベンチャーファンド２号投資事業有限責任組合が新たに株主となり、また愛知銀行と三菱UFJ銀行、みずほ銀行から借入れを実施した。

今回の資金調達により、「空飛ぶ軽トラ」の開発を加速させる。同社が開発中の「空飛ぶ軽トラ」は、50kgの荷物を積載して50km先まで飛行可能なエンジン駆動のドローン。平時には中山間部・離島などへの医薬品配送、災害時は孤立した集落などに救援物資を輸送するなどの用途を想定している。

プロドローンは中部圏を中心にドローンエコシステムの構築を目指している企業で、産業用ドローンの製造・開発を手掛けている。既に製品化しているものとして、マルチコプター「PD6B-Type3」（写真）や、ヘリコプター型のドローン「PDH-GS120」などがある。シリーズC資金調達の完了により、プロドローンのこれまでの累計資金調達額は30億円を超えた。

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