豊中市、京進、北おおさか信金、事業構想大 プロジェクト研究を開始

学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学は、豊中市、京進、北おおさか信用金庫(大阪府茨木市)と、「とよなか 暮らし・子育て輝き No.1プロジェクト研究」を開始する。2024年7月19日に開催した共同記者会見で発表した。4者で連携し、豊中市域の地域創生、少子化対策に向けた研究を進めていく。

同プロジェクト研究では、10人の研究員を公募し、事業構想大学院大学から教員を派遣して、豊中市のまち・ひと・しごと創生推進計画や同市の子育て・暮らしの支援施策に役立つ構想をつくる。2024年9月に開始予定で、研究員公募などについては8月に説明会を開催する。

京進と北おおさか信用金庫は、企業版ふるさと納税で寄付をするとともに、講師の派遣、フィールドワーク先の紹介などプロジェクト研究を進めるための協力をする。京進は学習塾や語学教室などの事業を展開する企業で、豊中市では学習塾に加え保育所や介護施設も運営している。北おおさか信用金庫は北摂地域を基盤とする金融機関で、2025年4月に100周年を迎える。豊中市とは産業振興に関する連携協定を締結済みだ。

豊中市の長内繁樹市長は、「子育てしやすさナンバーワンを掲げ、子どもだけでなく、親のはたらき方、キャリア形成、子育てと介護の両立など、暮らし全般を対象に未来を考えるプロジェクトを始められることに感謝したい」と話した。豊中市の様々なサービスを連携させることで、子どもを持つことが幸福につながるという価値観を広めていきたいという。

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