マイナビ アルバイト専用椅子を開発、導入プロジェクト開始

マイナビは、座れるアルバイトを増やすことによって、従業員・雇用主双方にとっての快適なアルバイト環境を整備していく取り組みとして、「座ってイイッスPROJECT」を2024年3月28日に開始した。4月2日に発表した。

プロジェクトの始動にあたり、アルバイト中の使いやすさを重視してデザインした「マイナビバイトチェア」を独自に開発。プロジェクトに賛同した企業に一部無償配布の上、3月28日より試験的な導入が始まっている。

プロジェクトのテーマを発信するための動画や、「パート・アルバイトの接客中の立ち仕事に関する調査」の結果も4月2日から公開している。同調査によると、雇用主がイスに座って接客をしても「いいと思っている」割合は73.3%にのぼり、許可しない場合の理由は25.6%が「なんとなく」と回答。同時に雇用主の19.7%が、「接客中の立ち仕事からくる肉体的な要因」によるアルバイトの退職を経験しているという。

マイナビでは、今回の試験導入により働き手が感じた問題の調査・改善と、動画や特設サイトを通じて収集したプロジェクトに対する声をアルバイトの雇用主にフィードバックする。そのような取組によって、「座れるバイト」が受け入れられる社会を実現させることを目指していく。

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