薬王堂、ネクストミーツ 代替肉普及と東北振興で資本業務提携

薬王堂とネクストミーツ(月刊事業構想2021年11月号参照)は、代替肉の普及および東北の課題解決に向け資本業務提携した。2022年3月14日に発表した。ネクストミーツの親会社である米Next Meats Holdings社の第三者割当増資を薬王堂が引受けた。

薬王堂は、岩手県を中心とする東北6県にドラッグストアを展開する企業で、ネクストミーツとは2021年11月から協力を開始している。同社のプラントベース食品について、専用什器「NEXTスタンド」を設置しての販売や「NEXTカルビ」、「NEXTハラミ」、「NEXT牛丼」、「NEXTミルク」の店舗限定販売、「NEXTツナ」の全358店舗への導入などを進めてきた。

資本業務提携を通じて、薬王堂の持つデータや、4000~5000人の従業員を活用し、東北での健康課題やニーズを把握、商品開発や宣伝などに利用することを検討する。また薬王堂の配送網を活用した物流の効率化も視野に入れている。

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