NEDO 懸賞金活用型プログラムで衛星利用GXの公募を開始

経済産業省と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、技術課題や社会課題の解決に資する多様なシーズ・解決策を、コンテスト形式による懸賞金型の研究開発方式を通じて募るNEDO Challenge「NEDO 懸賞金活用型プログラム」を立ち上げた。2024年3月18日に発表した。第1弾は「NEDO Challenge, Satellite Data for Green Earth」で、参加者の募集を始めている。

懸賞金型の研究開発方式では、テーマとして設定した課題の解決に役立つ多様なシーズ・解決策を募り、成功すれば懸賞金を出す。懸賞金額は、1位1000万円、2位400万円、3位200万円となっている。プログラムを通じて、共同研究等の機会創出、シーズの実用化、事業化の促進を狙う。第1弾では、脱炭素社会の実現に必要なグリーン分野に係る課題解決を、衛星データ等を活用することで、より効果的に実現するシステムを公募する。

第1弾で公募するテーマは3つ。テーマ1は「カーボンクレジット基盤構築 (グリーン・ブルーカーボン等)」、テーマ2は「エネルギーマネジメント基盤構築 (風力・太陽光等)」、テーマ3は「気候変動・環境レジリエンス基盤構築 (火災・水害・生物多様性等)」だ。募集期間は4月30日まで。

第2弾は「NEDO Challenge, Li-ion Battery 2025」で、リチウム電池のリサイクルを円滑にする方策を、第3弾はAI技術により筋電位や脳波などの生体情報から人間の身体操作、運動情報を予測する取組みを、それぞれ懸賞の対象にするという。

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