ノーティスト 農園で野菜を収穫し放題のサブスクサービスを開始

愛知県豊田市・岡崎市で多品目野菜の生産・販売と農家支援サービスを行うノーティスト(愛知県豊田市)は2024年5月より、月定額で利用者が農場から好きな野菜を好きな分だけ収穫できるサブスクリプションサービス「はたけビュッフェ」を開始する。提携する埼玉県と愛知県の2農家から始め、今後全国の農家へ事業展開を進めていく。

「はたけビュッフェ」は、年間約100種類以上の野菜が栽培された農場へ利用者が出向き、八百屋で野菜を選ぶように食べたいものを収穫できるサービス。月定額制のため、利用者は市場価格の変動に左右されることなく野菜を手に入れられ、新鮮な旬の野菜を欲しいときにいつでも味わうことができる。また、生産者みずからが野菜の収穫方法や保存方法など、野菜の扱い方についてのアドバイスを行うため、安心して収穫体験を楽しむことができる。

同サービスでは、収穫から出荷までの作業を利用者が担うことで、生産者は労働時間を約6割削減でき、より効率的に生産することが可能になる。ノーティストは、同サービスを都市近郊農業における新しい生産・販売方法のひとつとして、野菜の収穫農園市場の創出・拡大を目指しており、全国の農家や地域へ事業展開を進めることを構想している。

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