都立明治公園 Park-PFIにより整備、開園
Tokyo Legacy Parksは、2023年10月31日、東京都初のPark-PFI事業である都立明治公園を一部開園した。店舗部分は2024年1月に開業する。Tokyo Legacy Parksは、東京建物、三井物産、日本工営都市空間、西武造園、読売広告社、日テレ アレックスオンを構成員とするコンソーシアムが設立した企業。
都立明治公園は、国立競技場の南側に隣接する1.6ヘクタールの公園。1000平方メートルの芝生広場、7500平方メートルの落葉樹を中心に構成した樹林地、それに子ども向けの遊具を備えたインクルーシブ広場などからなる。1月の全面開業時には、5棟の店舗・6テナントを誘致する計画だ。PFI事業は20年間で、店舗の建物は事業終了後に撤去されるが、樹林地などは事業終了後は東京都に引き渡されることから、より長期の100年にわたって継続できるように計画されている。
開園に先立ち、10月22日には周辺住民と植樹祭を実施した。暗渠となっている渋谷川を想起させるような水路沿いの空間、外苑西通りの歩道と繋がるスペースなども備え、周囲の地域に溶け込み、日常の暮らしで訪問される公園としての利用を目指していくという。
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