バリューマネジメント 2024年6月より福山城で城泊事業を開始

バリューマネジメント(東京都千代田区)は2024年6月より、広島県福山市の福山城において、2022年の築城400年を記念事業として大規模改修した福山城天守閣をはじめとする、福山城公園内の施設・文化材を活用した宿泊体験事業「城泊」を開始する。

同事業は、福山城博物館とふくやま芸術文化財団、バリューマネジメントが共同で実施するもので、ターゲット層は国内外の歴史・文化に関心の高い、本物・本質を求める高単価高付加価値旅行者層。特にコロナ終息後に大幅に回復をしているインバウンドの長期滞在旅行者層の目玉プログラムとなることを想定しており、福山市の観光ブランディングや、知名度向上への貢献を目指している。

宿泊料金は1泊2名、2食付きで約132万円(税込、オプション料金は別)、定員は4名程度。国指定重要文化財の筋鉄御門から入城する体験や、閉館後に天守最上階を貸切った生演奏などを楽しむ体験、国指定重要文化財の伏見櫓特別公開など、福山城全体を活用した特別な体験を提供する。宿泊については、福山城公園内の月見櫓を活用し、浴室は初代藩主の水野勝成が使用していたとも伝わる御湯殿を一部改修して活用する。

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