山梨県 火山防災へ企業ピッチコンテストを開催へ

山梨県は、富士山火山防災に関する課題解決を目指した「やまなし火山防災イノベーションピッチコンテスト」を開催する。参加する企業を現在募集しており、応募締め切りは2024年6月7日。募集しているテーマは、(1)火山防災デジタルマッピング、(2)住民・登山客向け情報発信/避難の迅速化、(3)火山観測、(4)人材教育/火山防災マインド醸成、の4つだ。

山梨県の研究機関である富士山科学研究所の知見と、民間企業の最先端の技術を組み合わせ、共創によるイノベーションを起こすのが目標だ。火山防災に関する課題を解決する事業者のアイデアを全国から募集し、山梨県の火山専門機関のサポートのもとで、新しい火山防災のビジネスを創出することを目指す。火山活動の観測や、火山災害時における住民・登山者への情報伝達、地域における火山防災マインドの醸成など、様々な課題を事業として解決したい事業者に、山梨県が知見やフィールド、活動資金を提供する。

採択予定数は5社。なお、火山防災以外の既存の技術・サービスを応用するケースも公募の対象となることから、提案時に火山防災の知見がなくても火山防災事業に関心がある企業であれば応募できる。5月8日に応募説明会を開催する予定だ。

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