神栖、会津若松、まち未来 再エネ地産地消による地域活性化を開始

茨城県神栖市と福島県会津若松市、まち未来製作所(横浜市)は、再生可能エネルギーの供給から、得られた収益の75%を地域の活性化を目的とした事業に還元する取組「グッドアラウンド」を初めて開始した。2022年3月29日に発表した。

「グッドアラウンド」では、再生可能エネルギーの地産地消と、都市間流通により地域活性化を目指す。再エネ発電所の立地自治体の依頼に基づき、地域活性化を希望する発電所の賛同を得た上で、地域新電力などを通じた再エネの地産地消を促していく。電気代の一部を地域活性化資金として、電源が立地する自治体に還元し、その活用方法を関係自治体等との協議により決定する。

まち未来製作所はグッドアラウンドを通じて、連携協定を締結している福島県、高知県梼原町ほか、全国へ再エネ流通の好循環を通じた地域活性化事業を展開していく考えだ。再エネの価値を最大化し、地産地消と外部運用を効率的に実施するアグリゲーションモデルの構築を目指す。

神栖市2203