三菱電機 VISONでAI「手ぶら観光ソリューション」の実証を開始
三菱電機は、大型商業リゾート施設「VISON」(月刊事業構想2021年8月号参照)において、「手ぶら観光ソリューション」の実証実験を開始する。観光客の購入品を無人搬送路ロボットが各店舗から集め、店舗のタブレットから店員が設定した時刻・場所へ自動で届けるもの。2022年4月12日に発表した。実証期間は、2022年4月19日から4月22日まで。
このソリューションでは、観光客が手荷物の煩わしさから解放され、自由に観光地内での行動を楽しめるようにすることを目指している。AIを用いて予測した混雑度をもとに、各店舗間や指定された場所への移動所要時間を決定する。同時に、無人搬送ロボットに搭載された複数ロッカーへの商品割り当ても最適化することで、店員による商品格納や、観光客の受け取り時間を削減する。