京王電鉄 共創プログラムで古着回収実証実験を開始

京王電鉄とヒトカラメディア(東京都世田谷区)は、FASHION X(東京都大田区)と共同で、衣類循環型社会のインフラ構築を目指した実証実験を2024年5月8日に開始する。FASHION Xは、京王電鉄が2023年10月に立ち上げた、外部パートナーとの共創により地域の課題解決や価値創出を目指す事業共創プログラム KEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM「ROOOT」(月刊事業構想2024年1月号参照)の採択企業。

実証実験では、古着の回収と、回収した古着をリユース・リサイクル・アップサイクルする取り組みを実施する。まずは古着の街として有名な下北沢をはじめ、京王線・井の頭線の駅・施設など6か所に専用のボックスを設置、古着を回収していく。回収した古着は今後、京王沿線の様々な場所でリユース品として循環させる。将来的には、様々なクリエイターなどと連携したアップサイクルを行うことも視野に入れている。

回収できる古着は、汚れや破れ、シミのない再使用できる衣類。上下がセットになったスーツや着物、小物類やカバンなども対象になる。靴下や下着、カーペットや寝具類は回収しない。

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