ホテルオークラ タイ主要都市でのラグジュアリーホテル開業を推進

ホテルオークラは2024年5月24日、Asset World Corporation(タイ王国バンコク)と、タイ国内においてAsset World Corporationが開発を進めるプロジェクトのホテル運営に関して包括的提携を行う基本合意書を締結したと発表した。これにより、両社はチェンマイやバンコクなどのタイの主要都市で、新たに合計で500室以上となる、複数のオークラグループのラグジュアリーホテルを2030年までに展開していく。

Asset World Corporationはタイ・バンコクの大手統合ライフスタイル不動産グループで、タイにおいて複数の開発プロジェクトを推進しており、ホテルオークラは2012年に開業した「オークラ プレステージバンコク」を契機に、同社とビジネスパートナーとしての信頼関係を築いてきた。今回の包括的提携のもと、今後ホテル開発が進められ、2028年にはチェンマイにおいて初のオークラブランドのホテルが開業する。また、Asset World Corporation はバンコクの中心を流れるチャオプラヤー川におけるクルーズ船運航も計画しており、ホテルオークラは同クルーズ船においてもサービス提供を行うことを予定している。

ホテルオークラは、2030年までに国内外に150ホテル、うち75ホテルを海外において展開することを計画。また、海外において同社の認知度を高めるために、アジアを中心にした特定の5つの国・地域にそれぞれ5ホテル以上を出店する「5×5(ファイブ・バイ・ファイブ)計画」を掲げており、その中で、世界各国から観光客が訪れる有数の観光国であるタイを、同社にとって海外展開を図る上での重要な国の1つに位置付けている。

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