フレッシュペットフードのバイオフィリア 3.7億円を資金調達し海外進出へ
フレッシュペットフードを開発・販売するバイオフィリア(東京都目黒区)は2024年1月24日、W fundをリード投資家として、既存株主のDIMENSION、三菱UFJキャピタル、新規株主のAdlib Tech Ventures、KxShareを引受先とする3.7億の第三者割当増資を実施したと発表した。これにより、累計資金調達額は約12億円となった。
今回の資金調達により、同社はフレッシュペットフードの国産ブランドとして業界初となる海外進出へ向けた販路の開拓や、人材採用の強化、新商品開発や広告宣伝による新規顧客の獲得、サプライチェーンを強化するための採用の積極化などを進めていく。海外進出では、足がかりとしてまず台湾への進出を予定している。
2017年創業のバイオフィリアは、愛犬用ペットフード「ココグルメ」、愛猫用ペットフード「ミャオグルメ」を開発・販売し、国内のフレッシュペットフード市場で高いシェアを誇る。「ココグルメ」は従来のドライフードやウェットフードの概念に囚われず、新鮮な国産の肉と野菜のみを使用し、食材本来の美味しさや栄養価がそのまま摂れる低温加熱調理にこだわっている。既存の冷凍タイプのほか、2023年10月にはレトルトタイプも発売した。
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