東京大学、積水ハウス 「デジタル×建築」研究施設を新設

東京大学院工学系研究科と積水ハウスは、「国際建築教育拠点(SEKISUI HOUSE – KUMA LAB)」の研究施設「T-BOX」を東京大学 工学部1号館に新設した。2021年10月14日に発表した。「未来の住まいのあり方」をテーマとした研究および次世代の建築人材育成を目指す。

「国際建築教育拠点」では、国際デザインスタジオ、デジタルファブリケーションセンター、デジタルアーカイブセンターの3つの活動を展開する。コンピュテーショナル・デザインやポストデジタル、アーバンデザイン、建築史学などの建築学の各領域における国際的な研究・教育拠点の確立を目指しつつ、「未来の住まいのあり方」を探究する。

「T-BOX」は「国際建築教育拠点」が東京大学内で運営するスペースの名称。3Dプリンタをはじめとする工作機械・機器の設備を設けた。学内からの利用者を広く受け入れ、東京大学のものづくり環境のハブとなることを目指す。

T_box