Packcity コンビニ宅配ロッカーで処方薬受渡しの実証実験を開始

Packcity Japan(東京都千代田区)は、セブン-イレブン・ジャパンとアインホールディングス(アインHD)と連携し、セブン-イレブン店舗に設置しているオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を活用した「処方箋医薬品受渡しサービス」の実証実験を開始する。2021年5月20日に発表した。

実証実験では、服薬指導後の処方箋医薬品を、宅配便ロッカーを活用して受け取れるようにする。コロナ禍における非対面・非接触のサービスニーズに対応するものだ。時間に縛られずに薬を受け取りたい患者や、感染防止対策として非接触で薬を受け取りたい患者など、さまざまなニーズに答えることで、利便性の向上と顧客満足度向上につなげる。実証期間は2021年5月20日から2021年11月19日までで、大正薬局はアイン薬局川崎店、アトレ川崎店、ふじみ野店、東鷲宮店。

Packcity Japanは、ネオポストシッピングとヤマト運輸が、利用者の更なる利便性の向上と、社会的な課題である再配達の軽減の実現に向け、日本において複数の事業者が共同で利用できるオープン型宅配便ロッカーネットワークの構築を目的に設立した合弁会社。Packcity Japanは今後も、「PUDOステーション」の設置拡大を図っていく考えだ。

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